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Contact Form 7でお問い合わせフォームを作成!WordPress初心者向け設定と活用法

WordPressでホームページを作ったとき、必ずと言っていいほど必要になるのがお問い合わせフォームです。「でも、フォームって難しそう…」と思っている方も多いでしょう。

実は、Contact Form 7というプラグインを使えば、まるで積み木を組み立てるような感覚で簡単にお問い合わせフォームが作れてしまうんです。しかも無料で。

このプラグインは世界中で500万以上のサイトで使われている実績があります。日本語対応もバッチリで、初心者でも安心して使えるのが魅力。メールが自動で送信されたり、スマホでもきれいに表示されたり、まさに「かゆいところに手が届く」機能が満載です。

今回は、そんなContact Form 7の基本的な使い方から、ちょっとした応用テクニックまで、わかりやすくご紹介します。最後まで読めば、あなたのサイトにも素敵なお問い合わせフォームが設置できるはず。さっそく始めてみましょう。

目次

Contact Form 7って何?プラグインの基本情報を知っておこう

1. Contact Form 7の正体を探ってみよう

Contact Form 7は、日本人開発者の高野直子さんが作った WordPress 用のフォームプラグインです。「コンタクトフォーム セブン」と読みます。

このプラグインの凄いところは、プログラミングの知識がなくても、まるでレゴブロックを組み立てるように簡単にフォームが作れること。名前や電話番号、メッセージ欄などの項目を、ドラッグ&ドロップ感覚で配置できるんです。

たとえば、美容院のホームページなら予約フォーム、会社のサイトなら資料請求フォーム、個人ブログなら感想を送ってもらうフォームなど、用途に合わせて自由にカスタマイズできます。

2. 開発者と料金の秘密はこれ!

Contact Form 7の基本情報を表にまとめてみました。

項目詳細
開発者高野直子(Takayuki Miyoshi)
料金完全無料
ライセンスGPL v2以上
対応言語日本語、英語など多言語対応
WordPress要件WordPress 5.9以上、PHP 7.4以上
サポートコミュニティベース(無料)

特に注目したいのが、完全無料という点。多くの有料プラグインが月額制や買い切り型で数千円から数万円することを考えると、これは本当にありがたい話です。

ただし、無料だからといって機能が劣るわけではありません。実は、多くの企業サイトでも使われている本格的なプラグインなんです。

3. バージョンや更新頻度で安心度をチェック

プラグインを選ぶとき、更新頻度は重要なポイント。古いプラグインを使い続けると、セキュリティの問題が出てくる可能性があります。

Contact Form 7の更新状況を見てみましょう。

更新情報詳細
最新バージョン5.9.8(2024年8月時点)
更新頻度年に4〜6回程度
最終更新日定期的に更新中
セキュリティ対応迅速に対応
WordPressとの互換性最新版に常時対応

「え、更新が年に数回だけで大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、これはむしろ安定している証拠。頻繁すぎる更新は、逆に不具合の原因になることもあるんです。

Contact Form 7は長年の実績があり、バグも少ないので、この更新頻度が適切だと言えるでしょう。

まるで魔法!Contact Form 7で何ができるのか

1. お問い合わせフォームが簡単に作れちゃう理由

Contact Form 7の一番の魅力は、その簡単さ。従来なら HTML や PHP の知識が必要だったフォーム作成が、まるでワープロを使うような感覚でできてしまいます。

秘密は「ショートコード」という仕組みにあります。たとえば、名前の入力欄を作りたいときは [text* your-name] と書くだけ。これで必須入力の名前欄が完成です。

実際の操作手順はこんな感じ:

手順操作内容
1WordPress管理画面から「お問い合わせ」をクリック
2「新規追加」でフォーム作成画面へ
3必要な項目をボタンクリックで追加
4自動生成されたコードをコピー
5固定ページや投稿にペーストして完成

「これだけ?」と思うかもしれませんが、本当にこれだけなんです。まるで魔法みたい。

2. 自動返信メールで印象アップを狙える仕組み

Contact Form 7のもう一つの魅力が、自動返信メール機能。お問い合わせを送信した人に、すぐに確認メールが届くように設定できます。

これが意外と重要で、返信メールがないと「ちゃんと届いたかな?」と不安になる人が多いんです。特にビジネス用途なら、この機能は必須と言えるでしょう。

自動返信メールの設定項目を表にまとめてみました:

設定項目内容
送信者名メールの差出人名「お問い合わせ窓口」
送信者メールアドレス返信先アドレスinfo@example.com
件名メールの件名「お問い合わせありがとうございます」
メッセージ本文自動返信の内容受付完了の旨と今後の流れ

ここで注意したいのが、メッセージ本文の書き方。堅苦しすぎず、でも丁寧に。相手に安心感を与える文章を心がけましょう。

3. スマホでも安心!レスポンシブ対応の実力

現在、ウェブサイトの閲覧者の約7割がスマホユーザーと言われています。つまり、スマホで見やすいフォームでないと、せっかく作っても使ってもらえないかも。

Contact Form 7は、この点もしっかりカバー。レスポンシブデザインに対応しているので、パソコン、タブレット、スマホ、どの端末で見てもきれいに表示されます。

各デバイスでの表示特性を比較してみましょう:

デバイス表示の特徴最適化のポイント
パソコン横幅を活かした見やすいレイアウト項目を横並びに配置可能
タブレット縦横どちらでも対応タッチ操作しやすい大きさ
スマホ縦長画面に最適化項目は縦並び、入力しやすい大きさ

「でも、設定が面倒そう…」と思うかもしれませんが、実はContact Form 7なら特別な設定は不要。最初からレスポンシブ対応になっているんです。

Contact Form 7を始める前の下準備をしよう

1. WordPressにプラグインを入れる手順

Contact Form 7のインストールは、スマホにアプリを入れるのと同じくらい簡単。WordPress の管理画面から数クリックで完了します。

具体的な手順を表にまとめました:

ステップ操作内容所要時間
1WordPress管理画面にログイン30秒
2左メニューから「プラグイン」→「新規追加」10秒
3検索欄に「Contact Form 7」と入力10秒
4「今すぐインストール」をクリック30秒
5インストール完了後「有効化」をクリック10秒

合計で約2分程度の作業。コーヒーを淹れる間に終わってしまいます。

ただし、ここで一つ注意点が。インストール後は必ず「有効化」を忘れずに。有効化しないと、プラグインが動作しません。たまに忘れてしまう方がいるので、気をつけてくださいね。

2. 初期設定で迷わないための3つのポイント

Contact Form 7をインストールしたら、次は初期設定。でも「何から手をつければいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。

実は、押さえるべきポイントはたった3つ。これさえ理解すれば、スムーズに進められます。

ポイント重要度設定内容
メール設定★★★送信先メールアドレスの確認
フォーム項目★★☆必要な入力欄の選択
デザイン★☆☆見た目の調整(後からでもOK)

最も重要なのはメール設定。お問い合わせが届くメールアドレスを間違えてしまうと、せっかくの連絡を受け取れません。これだけは最初にしっかり確認しましょう。

「デザインは後回しでいいの?」と思うかもしれませんが、まずは動作することが大切。見た目の調整は、基本的な機能を確認してからでも十分間に合います。

3. フォーム用のページを作るコツ

Contact Form 7でフォームを作っても、それを表示するページがないと意味がありません。多くの初心者が見落としがちなポイントです。

お問い合わせページの作り方のコツを表にまとめました:

項目推奨設定理由
ページタイトル「お問い合わせ」わかりやすく、SEO効果も期待
URL(スラッグ)「contact」短くて覚えやすい
ページの種類固定ページ投稿と違って日付に左右されない
メニューへの追加必須訪問者が見つけやすい位置に

ここで重要なのが、ページの種類選び。「投稿」ではなく「固定ページ」を選ぶのがポイント。投稿だと日付順に並んでしまい、お問い合わせページが埋もれてしまう可能性があります。

また、作成したページは必ずメニューに追加しましょう。どんなに素晴らしいフォームを作っても、訪問者が見つけられなければ宝の持ち腐れです。

基本のお問い合わせフォームを作ってみよう

1. 新規フォーム追加で最初の一歩を踏み出そう

それでは、実際にフォームを作ってみましょう。Contact Form 7をインストールすると、WordPress の管理画面に「お問い合わせ」という項目が追加されます。

新規フォーム作成の流れを表で確認しましょう:

ステップ操作画面の変化
1「お問い合わせ」→「新規追加」をクリックフォーム編集画面が開く
2フォームタイトルを入力例:「お問い合わせフォーム」
3フォームタブでコードを確認基本的な項目が既に設定済み
4「保存」ボタンをクリックショートコードが生成される

実は、Contact Form 7は最初からサンプルのフォームが用意されているんです。名前、メールアドレス、件名、メッセージという基本的な項目がすでに設定されているので、そのまま使うことも可能。

「これで本当に大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、まずは基本形で試してみることをおすすめします。必要に応じて後から調整すればOK。

2. 入力項目を選んで理想のフォームに近づける

基本フォームができたら、次は用途に合わせてカスタマイズ。Contact Form 7では、様々な入力項目を簡単に追加できます。

利用できる主要な入力項目を表にまとめました:

項目タイプ用途コード例使用場面
text一行テキスト[text your-name]名前、会社名など
emailメールアドレス[email* your-email]連絡先(必須項目に最適)
tel電話番号[tel your-phone]緊急時の連絡先
textarea複数行テキスト[textarea your-message]お問い合わせ内容
select選択肢[select your-subject "見積もり" "質問" "その他"]カテゴリ分け
checkboxチェックボックス[checkbox your-check "同意する"]利用規約への同意

項目名の後ろに「*」をつけると必須項目になります。たとえば [email* your-email] なら、メールアドレスを入力しないと送信できません。

「どの項目を必須にすればいい?」という質問をよく受けますが、最低限、名前とメールアドレス(または電話番号)があれば連絡は取れます。あまり必須項目を増やしすぎると、入力が面倒になって途中で諦めてしまう人が増えるので注意しましょう。

3. ショートコードを使ってページに表示させる方法

フォームを作っただけでは、まだ訪問者には見えません。作成したフォームをページに表示する必要があります。

ショートコードの使い方は意外とシンプル:

手順操作内容注意点
1フォーム一覧画面でショートコードをコピー[contact-form-7 id="123" title="お問い合わせ"]
2表示したいページの編集画面を開く固定ページがおすすめ
3コピーしたショートコードを貼り付けブロックエディターの場合は「ショートコード」ブロックを使用
4ページを更新または公開プレビューで確認を忘れずに

ここで一つコツを。ショートコードを貼り付ける前に、簡単な説明文を書いておくとよいでしょう。たとえば「ご質問やご相談がございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください」など。

これがあるだけで、フォームの使い方が明確になり、訪問者も安心して入力できます。小さな配慮ですが、意外と重要なポイントなんです。

自動返信メールで相手に好印象を与えよう

1. 自動返信の仕組みを理解してみよう

お問い合わせフォームを送信したとき、すぐに「受け付けました」という確認メールが届くと安心しますよね。この自動返信機能こそ、Contact Form 7の大きな魅力の一つです。

自動返信メールの流れを表で整理してみましょう:

タイミング動作受信者内容
フォーム送信直後管理者向けメール送信サイト運営者お問い合わせの詳細内容
同時自動返信メール送信お問い合わせ者受付確認とお礼のメッセージ
数分以内メール到達両者通信完了

実は、Contact Form 7では2種類のメールが同時に送信されます。一つは運営者が受け取る通知メール、もう一つはお問い合わせをした人への確認メール。この仕組みを理解しておくと、設定で迷うことがなくなります。

「でも、設定が複雑そう…」と思うかもしれませんが、基本的な設定はすでに完了済み。少し調整するだけで、プロ仕様の自動返信システムが完成します。

2. 心のこもった返信メール文章の作り方

自動返信メールの文章は、あなたのサイトの「第一印象」を決める重要な要素。堅すぎず、カジュアルすぎず、ちょうどよいバランスが大切です。

効果的な返信メール文章の構成要素を表にまとめました:

構成要素目的例文
件名一目で内容がわかる「【自動送信】お問い合わせありがとうございます」
冒頭の挨拶親しみやすさを演出「この度はお問い合わせいただき、ありがとうございます。」
受付確認安心感を提供「以下の内容で受け付けいたしました。」
今後の流れ期待値を設定「2営業日以内にご回答いたします。」
締めの言葉丁寧な印象「今後ともよろしくお願いいたします。」

ここで重要なのが、相手の名前を自動で挿入すること。Contact Form 7なら [your-name] というコードを使えば、送信者の名前が自動的に表示されます。「田中様、この度は…」のように始まると、一気に個人的な印象になりますよね。

ただし、あまり長すぎる文章は読まれません。スマホで読むことを考えて、簡潔で分かりやすい内容を心がけましょう。

3. メール設定で失敗しないための注意点

自動返信メールの設定で最も多いトラブルが「メールが届かない」問題。せっかく設定しても、メールが届かなければ意味がありません。

よくある設定ミスと対策を表にまとめました:

よくあるミス原因対策
メールアドレスの誤入力タイプミス設定後に必ずテスト送信
送信者名の未設定デフォルトのままサイト名や会社名を設定
迷惑メール扱いSPF/DKIM未設定サーバー側の設定確認
文字化け文字コード不一致UTF-8で統一
添付ファイル未設定フォーム内容の反映忘れ自動入力コードの活用

特に注意したいのが、送信者のメールアドレス設定。これを間違えると、返信しようとしても届かないという事態になってしまいます。

「設定が複雑で心配…」という方は、最初はデフォルトの設定のままでも大丈夫。動作確認してから、少しずつカスタマイズしていけばよいでしょう。完璧を目指すより、まずは動くものを作ることが大切です。

フォームをもっと便利にカスタマイズしよう

1. 必須項目を設定して大切な情報を確実に収集

お問い合わせフォームで最も重要なのは、連絡に必要な情報をしっかり収集すること。でも、あまり多くの項目を必須にしすぎると、入力が面倒になって途中で諦めてしまう人が増えます。

効果的な必須項目の設定方法を表で確認しましょう:

項目必須度理由設定コード例
名前★★★呼びかけに必要[text* your-name]
メールアドレス★★★返信の連絡先[email* your-email]
電話番号★★☆緊急時の連絡先[tel your-phone]
件名★☆☆分類に便利[text your-subject]
メッセージ★★★お問い合わせの内容[textarea* your-message]

「*」マークを付けると必須項目になります。必須項目を空欄のまま送信しようとすると、エラーメッセージが表示されて送信できません。

実は、業種によって最適な必須項目は変わります。たとえば、美容院なら電話番号は必須、ECサイトなら住所が重要、コンサルティング会社なら会社名が必要、といった具合に。

「どれを必須にすればいいか迷う…」という場合は、まず最小限(名前・メール・メッセージ)から始めて、運用しながら調整するのがおすすめです。

2. チェックボックスでアンケート機能を追加

Contact Form 7のチェックボックス機能を使えば、簡単なアンケートも実施できます。お客様の興味や要望を把握するのに役立ちます。

チェックボックスの活用例を表にまとめました:

用途設置例コード例
サービス選択興味のあるサービスを選択[checkbox services "Webデザイン" "SEO対策" "ライティング"]
連絡手段ご希望の連絡方法[checkbox contact-method "電話" "メール" "LINE"]
同意確認プライバシーポリシーに同意[checkbox* agreement "同意する"]
情報配信メルマガ配信希望[checkbox newsletter "配信を希望する"]

特に便利なのが、同意確認のチェックボックス。プライバシーポリシーや利用規約への同意を必須にできるので、法的な要件もクリアできます。

ただし、選択肢が多すぎると選ぶのが面倒になります。5個以下に抑えるのがコツ。「その他」という選択肢を用意しておくと、想定外のニーズも拾えて便利です。

3. 電話番号や住所欄を簡単に追加する方法

業種によっては、電話番号や住所の入力が必要な場合があります。Contact Form 7なら、これらの項目も簡単に追加できます。

各項目の追加方法と注意点を表で整理しました:

項目コード例注意点活用場面
電話番号[tel your-phone]ハイフンの有無を統一緊急連絡、予約受付
郵便番号[text your-zipcode]7桁で入力してもらう配送、エリア確認
住所[text your-address]都道府県から詳しく配送、出張サービス
会社名[text your-company]法人向けサービスBtoB営業、見積もり
部署・役職[text your-position]決裁者の確認企業向け提案

電話番号の入力で注意したいのが、形式の統一。「090-1234-5678」「09012345678」「090 1234 5678」など、人によって書き方が違います。フォームには「ハイフンありで入力してください」のような説明を添えると親切です。

住所については、全項目を必須にするとハードルが高くなりがち。「お問い合わせの内容によっては住所をお聞きする場合があります」程度の説明にとどめ、本当に必要な時だけ必須にするのが良いでしょう。

スパム対策でフォームを守ろう

1. reCAPTCHAを導入してロボット対策

お問い合わせフォームを公開すると、困るのがスパムメール。ロボットが自動的に大量のメールを送ってくることがあります。Contact Form 7なら、Googleの reCAPTCHA を使って効果的にブロックできます。

reCAPTCHA の種類と特徴を表で比較してみましょう:

バージョン見た目ユーザー操作セキュリティレベルおすすめ度
v2 (チェックボックス)「私はロボットではありません」ボックスチェックを入れる★★★★★★
v2 (画像認証)画像選択問題該当画像をクリック★★★★★☆
v3 (スコアベース)見えない操作不要★★★★★★★★

最新の v3 が最もユーザーフレンドリー。訪問者は何も操作する必要がないのに、バックグラウンドでしっかりスパム判定してくれます。

設定も意外と簡単。Google の reCAPTCHA サイトでキーを取得して、Contact Form 7 の設定画面に入力するだけ。「難しそう…」と思うかもしれませんが、実際は10分程度で完了します。

2. 迷惑メールを防ぐための設定のコツ

reCAPTCHA 以外にも、迷惑メールを減らすテクニックがいくつかあります。これらを組み合わせることで、より効果的なスパム対策が可能です。

効果的なスパム対策手法を表にまとめました:

対策方法効果設定の難易度副作用
reCAPTCHA v3★★★★★★☆ほぼなし
キーワードフィルター★★★★☆☆誤検知の可能性
IPアドレス制限★★★★★★★海外からの正当なアクセスもブロック
ハニーポット★★★★★☆上級者向け
必須項目の工夫★★☆★☆☆なし

特に効果的なのが「ハニーポット」という手法。人間には見えない隠し項目を作っておき、そこに入力があった場合はスパム扱いする方法です。ロボットは隠し項目も律儀に入力してしまうので、簡単に見分けがつきます。

ただし、対策を強化しすぎると、正当なお問い合わせまでブロックしてしまう危険があります。「セキュリティと利便性のバランス」を意識することが大切です。

3. Akismetとの連携で安心度アップ

WordPress を使っているなら、Akismet というスパム対策プラグインがおすすめ。Contact Form 7 と連携させることで、より精密なスパム判定が可能になります。

Akismet連携の設定手順と効果を表で確認しましょう:

手順操作内容所要時間効果
1Akismet プラグインをインストール2分
2Akismet.com でAPIキー取得5分
3Contact Form 7 でAkismet連携を有効化1分スパム判定精度向上
4テスト送信で動作確認2分設定完了確認

Akismet の良いところは、学習機能があること。使えば使うほど判定精度が向上し、スパムと正当なメールを正確に区別できるようになります。

「有料なの?」と心配する方も多いですが、個人ブログなら無料で使用可能。商用サイトでも月数ドル程度なので、スパムに悩まされることを考えれば十分ペイします。

Contact Form 7のよくあるトラブル解決法

1. メールが届かない時の対処法3つ

Contact Form 7 で最も多いトラブルが「メールが届かない」問題。せっかくフォームを設置しても、これでは意味がありません。でも、原因は大抵決まっているので、順番に確認していけば解決できます。

メールが届かない原因と対処法を表にまとめました:

原因チェック項目対処法確認方法
メールアドレスの設定ミス送信先アドレスが正しいか正しいアドレスに修正テスト送信で確認
サーバーの制限PHPのmail()関数が使えるかレンタルサーバー会社に確認管理画面で設定状況を確認
迷惑メールフィルター受信側の設定迷惑メールフォルダを確認複数のメールアドレスで検証

最も多いのが、単純な設定ミス。メールアドレスの「@」マークが全角になっていたり、ドメイン名を間違えていたり。意外と見落としがちなので、設定後は必ずテスト送信してみましょう。

「サーバーの問題って、自分では解決できないの?」と思うかもしれませんが、多くのレンタルサーバーでは解決方法がヘルプページに掲載されています。分からない時は、遠慮なくサポートに問い合わせてみてください。

2. フォームが表示されない原因を見つけよう

次によくあるトラブルが、フォーム自体が表示されない問題。ページにショートコードを貼り付けたのに、何も表示されない…そんな時の対処法をご紹介します。

フォーム表示トラブルの診断手順を表で整理しました:

確認項目よくある問題解決方法所要時間
ショートコードIDの間違い、記述ミス正しいショートコードをコピペし直し2分
プラグインの状態無効化されているContact Form 7を有効化1分
テーマとの相性CSSやJSの競合他のプラグインを一時無効化して確認10分
WordPressバージョン古いバージョンとの非互換WordPress本体をアップデート5分

ショートコードの記述ミスは、コピー&ペーストで簡単に解決できます。手入力すると間違いやすいので、必ずコピー機能を使いましょう。

テーマとの相性問題は少し厄介。でも、多くの場合は他のプラグインとの競合が原因です。一つずつプラグインを無効化して、どれが原因かを特定してみてください。

3. エラーメッセージの意味と解決方法

Contact Form 7 では、問題が発生するとエラーメッセージが表示されます。英語で表示されることが多いので戸惑いがちですが、内容を理解すれば対処は難しくありません。

主要なエラーメッセージと対処法を表にまとめました:

エラーメッセージ意味原因解決方法
“Failed to send your message”メッセージの送信に失敗サーバーまたは設定の問題メール設定を確認、サーバー会社に相談
“Invalid mailbox”無効なメールアドレスメールアドレスの形式エラー正しい形式で再入力
“Required field”必須項目が未入力必須項目の入力漏れ赤字表示された項目を入力
“CAPTCHA verification failed”CAPTCHA認証失敗reCAPTCHA の問題再度認証を試す、設定を確認

「英語だから分からない…」と諦める必要はありません。エラーメッセージをそのままGoogle検索すれば、詳しい解説が見つかることがほとんどです。

また、Contact Form 7 の公式サイトには日本語のFAQページもあります。困った時は、まずそこをチェックしてみるとよいでしょう。一人で悩まず、積極的に情報収集することが解決への近道です。

まとめ

Contact Form 7は、WordPress初心者でも簡単にお問い合わせフォームを作成できる優秀なプラグインです。無料でありながら多機能で、世界中の多くのサイトで愛用されている理由がよく分かります。

基本的な設定から応用テクニック、トラブル解決まで、この記事でご紹介した内容を参考に、ぜひあなたのサイトにも素敵なお問い合わせフォームを設置してみてください。最初は基本的な機能から始めて、慣れてきたら少しずつカスタマイズを加えていけば、きっと満足のいくフォームが完成するはずです。

何か分からないことがあれば、公式ドキュメントやコミュニティを活用しながら、楽しくフォーム作成に取り組んでいきましょう。あなたのサイトが、訪問者にとってより使いやすく、親しみやすいものになることを願っています。

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