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All-in-One Event Calendarで総合カレンダーを作成!WordPressでの使い方

WordPressでカレンダー機能を作りたい。そう思ったとき、一番頼りになるのがAll-in-One Event Calendarです。

このプラグインは、名前の通り「全部入り」のイベントカレンダー。企業の会議室予約から、お店のイベント告知まで、あらゆる場面で活躍します。

実は、多くの企業サイトやコミュニティサイトが、このプラグインを使っています。無料なのに有料級の機能が使えるからです。ただし、設定が少し複雑なのが難点。でも大丈夫!今回は、初心者でもスムーズに導入できるよう、手順を分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたのサイトにも見栄えの良いカレンダーが設置できるでしょう。

目次

All-in-One Event Calendarって何?基本の「き」から知ろう

All-in-One Event Calendarは、WordPressサイトにイベント情報を美しく表示できるプラグインです。カレンダー形式で予定を管理したり、来訪者に情報を伝えたりするのに最適。

たとえば、美容院なら予約状況を、イベント会社なら開催予定を、学校なら行事予定を表示できます。見た目もプロ仕様で、訪問者に「きちんとしたサイトだな」という印象を与えられるでしょう。

1. プラグインの基本情報を覗いてみよう

まずは、All-in-One Event Calendarの基本データを整理してみましょう。

項目内容
開発会社Time.ly
料金基本無料(プレミアム機能は有料)
日本語対応あり
WordPressバージョン4.5以上対応
更新頻度定期的(月1-2回程度)
インストール数100,000以上のサイトで使用中

2. 無料なのに高機能!料金体系をチェック

All-in-One Event Calendarは基本無料で使えます。ただし、より高度な機能を使いたい場合は、プレミアム版への升級が必要です。

無料版でできることは十分多いんです。イベントの作成、カレンダー表示、カテゴリー分け、基本的な検索機能まで使えます。小規模なサイトや個人ブログなら、無料版だけで事足りるでしょう。

プレミアム版の価格は以下の通りです:

プラン月額料金主な機能
Starter$9高度なフィルター機能
Professional$29複数カレンダー統合
Premium$59カスタマイズ無制限

3. 作者のTime.ly社ってどんな会社?

Time.lyは2011年にアメリカで設立された、カレンダーソリューション専門の会社です。「時間管理をもっと簡単に」をモットーに、WordPressプラグインの開発を続けています。

同社の特徴は、ユーザーの声を積極的に製品に反映すること。毎月のようにアップデートが行われ、使いやすさが向上しています。実際、初期バージョンに比べて、現在のインターフェースは格段に分かりやすくなりました。

4. 現在のバージョンと対応状況

2025年9月現在、All-in-One Event Calendarの最新バージョンは3.0系です。WordPressの最新版にも対応しており、セキュリティ面でも安心して使えます。

ここで注意したいのは、バージョンアップのタイミング。大型アップデートの直後は、まれに不具合が発生することがあります。重要なサイトで使う場合は、リリースから1-2週間様子を見てから更新するのがおすすめです。

導入前に知っておきたい!このプラグインの良いところ・気になるところ

All-in-One Event Calendarを導入する前に、メリットとデメリットを整理しておきましょう。どんなプラグインにも得意・不得意があります。

実際に使ってみて分かったのは、「多機能だからこそ、使いこなすのに少し時間がかかる」ということ。でも、その分できることは本当に多いんです。

1. 見た目がキレイ!デザイン面の魅力

All-in-One Event Calendarの最大の魅力は、デザインの美しさです。デフォルトのテーマでも、プロが作ったようなカレンダーが表示されます。

色使いも洗練されていて、どんなサイトデザインにも馴染みやすい。たとえば、コーポレートサイトなら落ち着いたブルー系、カフェのサイトなら温かみのあるオレンジ系といった具合に、テーマカラーを変更できます。

さらに、レスポンシブデザインにも対応。スマートフォンで見ても、パソコンと同じようにキレイに表示されます。これは、モバイルユーザーが多い現代には欠かせない機能ですね。

2. 日本語対応で安心して使える

海外製のプラグインで心配なのが言語の問題。でも、All-in-One Event Calendarは日本語にしっかり対応しています。

管理画面のメニューはもちろん、カレンダーに表示される曜日や月名も日本語で表示されます。「Monday」が「月曜日」と表示されるだけで、使いやすさは格段に向上するものです。

ただし、一部の設定項目では英語表記が残っている場合も。とはいえ、基本的な使い方なら日本語だけで十分操作できます。

3. ちょっと注意したい使いにくい部分

All-in-One Event Calendarにも、注意すべき点があります。最も大きいのは、初期設定の複雑さです。

インストールしただけでは使えません。Time.lyのアカウント作成、基本設定、表示オプションの調整など、いくつかの手順が必要です。「すぐに使いたい」と思っている人には、少し面倒に感じるかもしれません。

また、機能が豊富すぎて、どこから手をつけていいか迷うことも。慣れるまでは「シンプルに使う」ことを心がけるといいでしょう。

メリットデメリット
美しいデザイン初期設定が複雑
多機能機能が多すぎて迷う
日本語対応一部英語表記あり
レスポンシブ対応重い場合がある
無料で高機能プレミアム機能は有料

さっそく始めよう!All-in-One Event Calendarのインストール手順

それでは、実際にAll-in-One Event Calendarをインストールしてみましょう。手順は思っているより簡単です。

通常のWordPressプラグインと同じ方法でインストールできます。ただし、このプラグインには「ちょっとした仕掛け」があるんです。それが、Time.lyアカウントの作成。

1. WordPressからサクッとインストール

まずは、WordPressの管理画面からプラグインを検索してインストールしましょう。

  1. WordPress管理画面の「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  2. 検索欄に「All-in-One Event Calendar」と入力
  3. 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック

これで基本的なインストールは完了です。でも、まだカレンダーは表示されません。次のステップが必要なんです。

2. アカウント作成で機能を使えるようにしよう

プラグインを有効化すると、Time.lyアカウントの作成を求められます。これは無料ですが、必須の手順です。

アカウント作成の手順

  1. 「Create Account」ボタンをクリック
  2. メールアドレスとパスワードを入力
  3. 利用規約に同意してアカウント作成
  4. 確認メールが届くので、リンクをクリック

「なぜアカウントが必要なの?」と思うかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。カレンダーデータを安全に管理したり、複数のサイトで同期したりするためです。

3. 初期設定で使いやすくカスタマイズ

アカウント作成が完了したら、基本設定を行います。ここで設定した内容が、カレンダーの基本的な動作を決めるんです。

主な設定項目は以下の通りです:

設定項目推奨設定理由
タイムゾーンAsia/Tokyo日本時間で表示
週の開始日月曜日または日曜日好みに合わせて
時間形式24時間表示日本では一般的
日付形式YYYY/MM/DD日本式の表示

設定画面は少し分かりにくいかもしれません。でも、一度設定してしまえば、後は自動的に動作します。

カレンダーの表示方法を選ぼう!4つのスタイルを使い分け

All-in-One Event Calendarの魅力の一つが、表示形式の豊富さです。用途に応じて、最適な表示方法を選べます。

「どの表示方法を選べばいいの?」という疑問をお持ちかもしれませんね。実は、それぞれに得意分野があるんです。

1. 月表示で全体をパッと確認

月表示は、最も一般的なカレンダー形式です。1か月分の予定を一覧で確認できるため、全体の流れを把握するのに最適。

たとえば、お店の定休日やイベント開催日を表示するなら、月表示がベストチョイスです。訪問者も「今月はいつ空いているかな?」と直感的に確認できます。

月表示の特徴:

  • 1か月分の予定が一目で分かる
  • カレンダーらしい見た目
  • スマホでも見やすい
  • イベントの頻度が分かりやすい

2. 週表示で詳細なスケジュール管理

週表示は、1週間分の予定を時間軸で表示します。会議室の予約状況や、スクールの時間割表示に向いています。

「9時から会議、11時から打ち合わせ」といった具合に、時間の重複を避けたい場合に威力を発揮。美容院やマッサージサロンなど、時間予約が重要な業種には欠かせない表示方法です。

3. 日表示で当日の予定をしっかりチェック

日表示は、1日の詳細なスケジュールを表示します。当日の予定を詳しく知りたい場合や、複数のイベントが重なる日に便利。

イベント会場やセミナールームなど、1日に複数の予約が入る施設では、この表示方法が重宝されています。「15時から空きがある」といった細かい情報まで一目瞭然です。

4. 日程表表示でリスト形式で見やすく

日程表表示は、イベントをリスト形式で並べる方法です。カレンダー形式が苦手な人や、詳細な説明文を表示したい場合に適しています。

「来月のセミナー一覧」「今後のイベント予定」といった使い方ができます。日付順に並んでいるので、時系列で情報を追いかけやすいのが特徴です。

表示形式適している用途メリット
月表示全体把握、定休日告知直感的で分かりやすい
週表示時間予約、会議室管理時間の重複が分かる
日表示当日の詳細確認細かいスケジュール管理
日程表イベント一覧、告知詳細情報を多く表示

イベント情報を入力してみよう!投稿の基本操作

カレンダーの表示設定ができたら、次はイベント情報の入力です。ここが一番重要な作業になります。

All-in-One Event Calendarでは、通常のWordPress投稿と似た感覚でイベントを作成できます。ただし、日時や場所など、カレンダー特有の項目もあるんです。

1. 新しいイベントを作成する方法

イベントの作成は、WordPress管理画面から簡単に行えます。「投稿」メニューではなく、専用の「Events」メニューを使います。

基本的な作成手順

  1. 「Events」→「Add New」をクリック
  2. イベントタイトルを入力
  3. イベントの詳細説明を記述
  4. 開始・終了日時を設定
  5. 「公開」ボタンをクリック

「思ったより簡単だな」と感じるかもしれません。実際、基本的な操作はWordPressの投稿作成と変わりません。

2. 日時・場所・料金を設定するコツ

イベント作成で最も重要なのが、日時の設定です。ここを間違えると、カレンダーに正しく表示されません。

日時設定のポイント

項目設定方法注意点
開始日時カレンダーピッカーで選択タイムゾーンを確認
終了日時開始時刻より後に設定日をまたぐ場合は翌日を指定
終日イベントチェックボックスにチェック時間は無視される
繰り返し毎週・毎月など選択可能定期イベントに便利

場所の設定では、住所を入力すると自動的に地図が表示されます。Googleマップとの連携機能で、訪問者にとって分かりやすい情報を提供できるんです。

料金設定も忘れずに。「無料」「1,000円」「要問い合わせ」など、具体的な情報を入れておくと、参加者にとって親切です。

3. カテゴリーで色分けして見やすく整理

複数の種類のイベントを管理する場合、カテゴリー機能が便利です。イベントの種類に応じて色分けできるため、一目で内容が分かります。

カテゴリー活用例

カテゴリー色設定用途例
セミナー教育関連イベント
営業日店舗の営業状況
休業日定休日・臨時休業
イベントオレンジ特別な催し物

カテゴリーの作成は「Events」→「Categories」から行います。色の設定も同時にできるので、統一感のあるカレンダーが作成可能です。

4. 画像や詳細情報を追加して魅力アップ

イベントにアイキャッチ画像を設定すると、カレンダー上でも表示されます。文字だけの情報より、画像があった方が断然魅力的に見えるものです。

詳細情報として追加できる項目は以下の通り:

  • イベント画像(アイキャッチ)
  • 会場の写真や地図
  • 主催者情報
  • 連絡先(電話・メール)
  • 参加費・料金体系
  • 持参物や注意事項
  • 申込み方法やリンク

「どこまで詳しく書けばいいの?」と悩むかもしれませんが、参加者の立場で考えてみてください。事前に知りたい情報を網羅しておけば、問い合わせの手間も減らせます。

もっと便利に使いこなそう!応用テクニック集

基本的な使い方をマスターしたら、今度は応用テクニックに挑戦してみましょう。All-in-One Event Calendarには、知っていると得をする機能がたくさんあります。

これらの機能を使いこなせば、プロ級のカレンダーサイトが作れるんです。

1. ウィジェットでサイドバーに直近イベントを表示

サイドバーに「今度のイベント」を表示できたら便利ですよね。All-in-One Event Calendarには、専用のウィジェットが用意されています。

ウィジェット設定の手順

  1. 「外観」→「ウィジェット」を開く
  2. 「Upcoming Events」ウィジェットを選択
  3. サイドバーエリアにドラッグ&ドロップ
  4. 表示件数や表示項目を設定

このウィジェットの良いところは、常に最新の情報を自動表示してくれること。手動で更新する必要がないので、メンテナンスの手間が省けます。

2. GoogleマップやAppleカレンダーと連携する方法

All-in-One Event Calendarは、外部サービスとの連携も得意です。特にGoogleカレンダーとの同期は、多くの人が使いたがる機能でしょう。

連携できる外部サービス

サービス名連携方法できること
GoogleカレンダーiCal形式でエクスポートスマホカレンダーに追加
Apple Calendar同上iPhone/iPadで閲覧
Outlook同上Windowsカレンダーと同期
Facebookイベント作成機能SNSでの拡散

ただし、連携機能の一部はプレミアム版でのみ利用可能です。無料版では、基本的なエクスポート機能のみ使えます。

3. ショートコードでページに埋め込み

カレンダーを固定ページや投稿に埋め込むには、ショートコードが便利です。コピー&ペーストするだけで、どこにでもカレンダーを表示できます。

よく使うショートコード

[ai1ec view="month"]      // 月表示
[ai1ec view="week"]       // 週表示  
[ai1ec view="day"]        // 日表示
[ai1ec view="agenda"]     // リスト表示

「プログラムの知識がなくても大丈夫?」と心配する人もいるでしょうが、上記をコピペするだけ。HTMLの知識は必要ありません。

4. テーマを変更してデザインをカスタマイズ

All-in-One Event Calendarには、複数のデザインテーマが用意されています。サイトの雰囲気に合わせて、カレンダーの見た目を変更可能です。

利用可能なテーマ例

テーマ名特徴向いているサイト
Default標準的なデザインどんなサイトにも
Minimalシンプルで洗練コーポレートサイト
Colorful色鮮やかで活発イベント系サイト
Dark黒を基調としたクール技術系サイト

テーマの変更は「設定」→「Themes」から行います。リアルタイムでプレビューも見れるので、気に入ったデザインを選びやすいでしょう。

トラブル解決!よくある問題と対処法

All-in-One Event Calendarを使っていると、時々トラブルに遭遇することがあります。でも大丈夫。よくある問題には、決まった解決方法があるんです。

「動かない!」と慌てる前に、以下の対処法を試してみてください。

1. 日本語表示がおかしい時の対処法

「カレンダーが英語表示になってしまった」という問題は、設定の見直しで解決できます。

チェックポイント

  1. WordPressの言語設定:「設定」→「一般」で「サイトの言語」を「日本語」に
  2. プラグインの言語設定:All-in-One Event Calendarの設定画面で言語を確認
  3. ブラウザの言語設定:ブラウザが日本語を優先するよう設定

「設定を変更したのに反映されない」場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。意外とこれで解決することが多いんです。

2. カレンダーが表示されない時のチェックポイント

「ショートコードを貼ったのにカレンダーが表示されない」という問題もよく聞きます。原因として考えられるのは以下の通りです。

確認すべき項目

チェック項目確認方法解決策
プラグインの有効化プラグイン一覧で確認再度有効化する
Time.lyアカウント設定画面で確認アカウント再連携
ショートコードの記述スペルミス等をチェック公式ドキュメントと照合
テーマとの競合他のテーマで試す競合の可能性あり

「それでもダメ」という場合は、一度プラグインを無効化→再有効化してみてください。これで解決することも多いです。

3. スマホで見づらい時の調整方法

「パソコンでは正常に表示されるけど、スマホだと崩れる」という問題もあります。レスポンシブデザインの調整で改善できるでしょう。

スマホ表示の改善方法

  • フォントサイズの調整:小さすぎると読みにくい
  • ボタンサイズの最適化:指で押しやすいサイズに
  • 余白の調整:画面の端まで使って見やすく
  • 表示項目の絞り込み:スマホでは情報を簡潔に

CSS知識がある人は、テーマファイルをカスタマイズすることも可能。ただし、初心者の場合は設定画面での調整にとどめておくのが安全です。

まとめ

All-in-One Event Calendarは、WordPressサイトに本格的なカレンダー機能を追加できる優秀なプラグインです。無料版でも十分な機能を持ち、多くの企業サイトやコミュニティサイトで活用されています。

導入時の初期設定は少し複雑ですが、一度設定してしまえば長期間にわたって安定動作してくれるでしょう。Time.lyアカウントの作成や基本設定を丁寧に行うことで、トラブルを未然に防げます。

重要なのは、自分のサイトの用途に合った表示形式を選ぶこと。月表示、週表示、日表示、リスト表示のそれぞれに適した使い方があります。また、カテゴリー機能や外部サービス連携を活用すれば、より使いやすいカレンダーシステムを構築可能です。困ったときは公式サポートや豊富なオンライン情報を活用して、理想のカレンダーサイトを作り上げてください。

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