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WP Editor.mdでMarkdown編集!WordPressで快適に記事を作成する方法

WordPressで記事を書いているとき、「もっと簡単に文章を装飾できたらいいのに」と思ったことはありませんか?HTMLタグを覚えるのは面倒だし、ビジュアルエディタだと思った通りにならないこともありますよね。

実は、そんな悩みを解決してくれるのが「WP Editor.md」というプラグインです。このプラグインを使えば、Markdownという簡単な記法で記事を書けるようになります。たとえば、太字にしたい文字を**太字**と書くだけで、自動的に装飾してくれるんです。

今回は、このWP Editor.mdの使い方から設定方法まで、初めての方でも分かるように詳しく解説していきます。記事作成の効率を上げたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

WP Editor.mdって何?WordPressでMarkdownが使える便利なプラグイン

作成者とプラグインの基本情報

WP Editor.mdは、WordPressでMarkdown記法を使えるようにしてくれるプラグインです。開発者のLuRenJiasWorldさんが「WordPressで最高のMarkdownエディタを作りたい」という思いで開発しました。

項目詳細
プラグイン名WP Editor.md – The Perfect WordPress Markdown Editor
開発者LuRenJiasWorld
公式リポジトリGitHub
対応言語日本語、英語、中国語
WordPress要件WordPress 4.0以上

このプラグインの特徴は、単なるMarkdownエディタではないところです。実は、JetpackプラグインのMarkdown機能をベースにしながら、より使いやすいインターフェースを提供しているんです。

価格設定は無料で使える

料金について心配な方もいるかもしれませんが、WP Editor.mdは完全無料で利用できます。

料金プラン価格機能制限
基本プラン無料全機能利用可能
プレミアム機能なし
サポートGitHub Issuesコミュニティベース

ただし、サポートはGitHubのIssuesページでのコミュニティベースとなります。有料サポートはありませんが、開発者やユーザーコミュニティが活発に質問に答えてくれることが多いです。

最新バージョンと動作要件

現在の最新バージョンは10.2.1となっています。ただし、2024年以降のアップデートは少なくなっているため、使用前に最新の情報を確認することをお勧めします。

技術要件推奨環境
WordPress4.0以上(5.0以上推奨)
PHP7.0以上
MySQL5.6以上
Jetpackプラグイン必須(Markdown機能有効化)

ここで注意したいのは、JetpackプラグインのMarkdown機能を有効にする必要があるということです。WP Editor.mdは、Jetpackの機能を拡張する形で動作するためです。

Markdownって何?普通の文章作成とどう違うの?

Markdownは記号で文章を飾る簡単な書き方

「Markdownって聞いたことあるけど、実際どんなものなの?」と思う方も多いでしょう。Markdownは、文章を書きながら簡単な記号を使って装飾できる書式のことです。

装飾Markdown記法表示結果
太字**太字**太字
見出し1# 見出し1大きな見出し
見出し2## 見出し2中見出し
リンク[リンク](URL)クリック可能なリンク
リスト- 項目1・項目1

たとえば、「この部分を太字にしたい」と思ったら、文字の前後に**を付けるだけ。HTMLなら<strong>太字</strong>と書かなければいけないところを、Markdownなら**太字**だけで済むんです。

HTMLよりもずっと覚えやすい書式

実は、Markdownが生まれた理由は「HTMLは覚えるのが大変だから」という問題を解決するためでした。HTMLタグを覚えるのは時間がかかりますが、Markdownなら直感的に使えます。

HTMLMarkdown覚えやすさ
<h1>見出し</h1># 見出し★★★★★
<em>斜体</em>*斜体*★★★★★
<strong>太字</strong>**太字**★★★★★
<ul><li>項目</li></ul>- 項目★★★★★

「でも、結局HTMLに変換されるなら同じじゃない?」と思うかもしれませんが、書いている時の負担がまったく違います。Markdownなら文章の流れを止めることなく、装飾を加えられるんです。

文章作成に集中できる環境

Markdownの最大のメリットは、文章作成に集中できることです。WordPressのビジュアルエディタだと、装飾のためにマウスを動かしたり、ボタンをクリックしたりする必要があります。

作業方法文章作成の中断装飾の正確性
ビジュアルエディタマウス操作で中断★★★☆☆
HTMLエディタタグ入力で中断★★★★☆
Markdownほぼ中断なし★★★★★

実際に使ってみると分かりますが、キーボードから手を離さずに文章と装飾を同時に行えるため、思考の流れが途切れません。これが、多くのライターやブロガーがMarkdownを愛用する理由なんです。

WP Editor.mdの特徴とメリット

Jetpackのマークダウン機能を活用

WP Editor.mdの賢いところは、一から Markdown機能を作るのではなく、既に安定しているJetpackのMarkdown機能を土台にしていることです。Jetpackは自動化社(Automattic)が開発しており、WordPress.comでも使われている信頼性の高いプラグインです。

機能ベース安定性アップデート頻度
Jetpack Markdown★★★★★月1-2回
独自開発★★☆☆☆不定期
WordPressコア★★★★☆WordPress本体に依存

「それなら、JetpackのMarkdownだけでいいじゃない?」と思うかもしれません。しかし、JetpackのMarkdown機能は基本的すぎて、実用的ではない部分があります。WP Editor.mdは、その足りない部分を補完してくれるんです。

リアルタイムプレビューで安心

WP Editor.mdの便利な機能の一つが、リアルタイムプレビューです。Markdown記法で書いた内容が、実際にどのように表示されるかを同時に確認できます。

プレビュー機能確認タイミング記事作成効率
リアルタイム入力と同時★★★★★
プレビューボタンボタンクリック時★★★☆☆
投稿後確認公開後★☆☆☆☆

たとえば、## 見出しと入力すると、右側のプレビューエリアに実際の見出しがすぐ表示されます。「あれ、この書き方で正しかったかな?」という不安を感じることなく、安心して記事を書き進められるわけです。

シンプルな編集画面で作業効率アップ

WordPressの標準エディタは機能が多すぎて、「どのボタンを押せばいいの?」と迷うことがありますよね。WP Editor.mdは、必要最小限の機能だけを配置したシンプルな画面になっています。

エディタタイプボタン数学習コスト
ブロックエディタ50個以上★★☆☆☆
クラシックエディタ30個程度★★★☆☆
WP Editor.md10個程度★★★★★

実際に使ってみると、「こんなにシンプルでも十分だったんだ」と気づくはずです。ただし、ここで注意点があります。画像の挿入や複雑なレイアウトが必要な場合は、他のエディタと使い分ける必要があることです。

インストール方法と基本設定

プラグインのダウンロードと有効化

WP Editor.mdのインストールは、他のWordPressプラグインと同じ手順で行えます。ただし、WordPress公式プラグインディレクトリには登録されていないため、手動でインストールする必要があります。

インストール方法難易度必要時間
GitHubからダウンロード★★☆☆☆5-10分
FTP手動アップロード★★★☆☆10-15分
公式ディレクトリ利用不可

まず、GitHubの公式リポジトリから最新版をダウンロードします。ZIPファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」→「プラグインのアップロード」でインストール可能です。

インストール手順

  1. GitHubページからZIPファイルをダウンロード
  2. WordPress管理画面「プラグイン」→「新規追加」
  3. 「プラグインのアップロード」をクリック
  4. ダウンロードしたZIPファイルを選択
  5. 「今すぐインストール」→「有効化」

初期設定で使いやすくカスタマイズ

プラグインを有効化したら、まず基本設定を行いましょう。WP Editor.mdの設定は、WordPress管理画面の「設定」メニューから行えます。

設定項目推奨設定理由
エディタテーマDefault または GitHub見やすさ重視
プレビューテーマサイトのテーマに合わせる統一感
自動保存有効作業データ保護
ライブプレビュー有効作業効率向上

「どの設定がいいか分からない」という場合は、まずデフォルト設定のまま使い始めることをお勧めします。実際に使ってみて、「ここを変えたい」と感じた部分だけ調整すれば十分です。

Jetpackとの連携設定

ここで重要なのが、JetpackプラグインのMarkdown機能を有効にすることです。WP Editor.mdは、この機能がないと正常に動作しません。

Jetpack設定必要性設定場所
Markdown機能必須Jetpack設定→執筆
その他の機能オプション各機能設定

Jetpackをインストール後、「設定」→「Jetpack」→「執筆」から「Markdown」オプションを有効にしてください。これを忘れると、Markdown記法が正しく変換されないことがあります。

実は、「Jetpackは重いから使いたくない」という方もいるかもしれません。しかし、Markdown機能だけなら、それほどサイトのパフォーマンスに影響しないので安心してください。

実際の使い方とMarkdown記法

見出しや太字の作り方

Markdownで最も使用頻度が高いのが、見出しと太字の記法です。慣れてしまえば、HTMLタグよりもずっと早く入力できるようになります。

装飾MarkdownHTML(参考)使用場面
見出し1# タイトル<h1>タイトル</h1>記事タイトル
見出し2## 章タイトル<h2>章タイトル</h2>大きな区切り
見出し3### 項目<h3>項目</h3>小見出し
太字**重要**<strong>重要</strong>強調したい部分
斜体*補足*<em>補足</em>補足説明

たとえば、「この部分が重要です」という文章で「重要」を強調したい場合は、この部分が**重要**ですと書くだけ。プレビュー画面で、太字になった「重要」がすぐに確認できます。

リストやリンクの簡単な書き方

記事を書いていると、箇条書きのリストやリンクを使う機会が多いですよね。Markdownなら、これらも驚くほど簡単に作成できます。

記法Markdown表示例
番号なしリスト- 項目1
- 項目2
– 項目1
– 項目2
番号付きリスト1. 項目1
2. 項目2
1. 項目1
2. 項目2
リンク[Google](https://google.com)Google(クリック可能)

実際に使ってみると分かりますが、リストを作るときにHTMLの<ul><li>タグを覚える必要がありません。-(ハイフン)の後にスペースを入れて項目を書くだけで、自動的に箇条書きになります。

入れ子リストの作り方

「リストの中にさらにリストを作りたい」という場合も簡単です。

- 大項目1
  - 小項目1-1
  - 小項目1-2
- 大項目2

スペースまたはタブで字下げするだけで、階層構造のリストが作成できます。

画像挿入とコードブロックの活用法

技術系の記事を書く方にとって、画像とコードブロックは欠かせない要素ですよね。WP Editor.mdなら、これらも効率的に挿入できます。

挿入要素Markdown記法用途
画像図解、スクリーンショット
インラインコード`コード`短いコード片、変数名
コードブロック```言語名長いプログラムコード

画像挿入の実践的な工夫

WP Editor.mdで画像を効率よく挿入するには、いくつかのコツがあります:

手順方法メリット
1. 下書き作成Markdownで本文を先に書く文章作成に集中できる
2. 画像準備必要な画像を事前に用意作業の流れが止まらない
3. 画像アップロードWordPressメディアライブラリに一括アップロード管理が簡単
4. URL取得と挿入各画像のURLを取得してMarkdownに記述最終調整

実際の作業では、「まずは画像の場所だけ ![画像説明]() として空白で書いておいて、後からURLを埋める」という方法が効率的です。

コードブロックの活用方法

プログラミング関連の記事では、コードブロックが重要な役割を果たします。WP Editor.mdでは、シンタックスハイライト(文法に応じた色分け)付きのコードブロックが使えます。

基本的な記法は、コードの前後を3つのバッククォート(“““の後に言語名を指定します。

たとえば、PHPのコードを紹介したい場合:

<?php
function hello_world() {
    echo "Hello, WordPress!";
}
hello_world();
?>

JavaScriptの例:

document.addEventListener('DOMContentLoaded', function() {
    console.log('ページが読み込まれました');
});

CSS の例:

.wp-editor-content {
    font-family: 'Helvetica Neue', sans-serif;
    line-height: 1.6;
    margin: 20px 0;
}

対応している主な言語は以下の通りです:

言語記法用途
PHPphpWordPress開発
JavaScriptjavascript または jsフロントエンド開発
CSScssスタイル設定
HTMLhtmlマークアップ
Pythonpython汎用プログラミング
SQLsqlデータベース操作

インラインコードの使い方

長いコードブロックではなく、文章中で変数名や短いコード片を強調したい場合は、インラインコードを使います。

記法:`コード`

使用例:

  • WordPressの wp_head() 関数を使用します
  • CSSの margin プロパティで余白を調整
  • $post_id 変数に投稿IDを格納

このように、文章の流れを止めることなく、コード部分を明確に示すことができます。読者にとっても、「ここがコードなんだな」と理解しやすくなりますよね。

WP Editor.mdと他のMarkdownプラグイン比較

WP Githuber MDとの違い

Markdownプラグインの中でも人気が高いのが「WP Githuber MD」です。両方を比較してみると、それぞれに特徴があることが分かります。

機能WP Editor.mdWP Githuber MD優劣
リアルタイムプレビュー同等
シンタックスハイライト同等
数式サポートWP Githuber MD
日本語サポートWP Editor.md
設定の簡単さWP Editor.md

WP Githuber MDは数式(LaTeX)のサポートが優秀なので、学術系や技術系の記事を書く方にはこちらが向いています。一方、WP Editor.mdは設定が簡単で、ブログ記事の作成には十分な機能を持っています。

JetpackのMarkdown機能との使い分け

「WP Editor.mdがJetpackベースなら、Jetpackだけでいいのでは?」という疑問を持つ方もいるでしょう。確かに、JetpackにもMarkdown機能があります。

項目Jetpack単体WP Editor.md + Jetpack
エディタ画面標準WordPress専用エディタ
プレビューなしリアルタイム
使いやすさ★★☆☆☆★★★★☆
安定性★★★★★★★★★☆

Jetpack単体だと、Markdown記法は使えますが、書きやすさの面で物足りません。「とりあえずMarkdownが使えればいい」という場合はJetpack単体でも十分ですが、「快適に記事を書きたい」ならWP Editor.mdとの組み合わせがお勧めです。

Import Markdownプラグインとの特徴比較

既にMarkdownで書かれた文書がたくさんある場合は、「Import Markdown」プラグインも検討の価値があります。

用途Import MarkdownWP Editor.md
既存ファイルの一括取り込み★★★★★★☆☆☆☆
新規記事作成★★☆☆☆★★★★☆
他サービスからの移行★★★★☆★★☆☆☆

「GitHubにMarkdownで書いたドキュメントがあるから、それをWordPressに移行したい」という場合は、Import Markdownプラグインの方が効率的です。しかし、日常的にWordPressで記事を書くなら、WP Editor.mdの方が使いやすいでしょう。

実際の選択基準として、「移行がメイン」なら Import Markdown、「日常的な記事作成」なら WP Editor.md という使い分けがお勧めです。

使っていて気をつけたいポイント

HTML変換後の編集について

WP Editor.mdで作成した記事は、最終的にHTMLに変換されてWordPressのデータベースに保存されます。ここで注意したいのは、一度HTMLに変換された記事を後から編集する場合です。

編集パターン発生する問題対処法
Markdown→HTML→Markdown記法の崩れバックアップから復元
HTML直接編集Markdownとの不整合どちらかに統一
他エディタでの編集レイアウト崩れ元のエディタで修正

たとえば、WP Editor.mdで作成した記事を後からクラシックエディタで編集すると、Markdown記法が正しく表示されなくなることがあります。「あれ、記事が壊れた?」と慌てないためにも、編集前にはバックアップを取ることをお勧めします。

他のエディタとの切り替え時の注意点

WordPressには複数のエディタオプションがあります。ブロックエディタ(Gutenberg)、クラシックエディタ、そしてWP Editor.mdです。これらを切り替えて使う場合の注意点があります。

切り替えパターンリスク度推奨度
WP Editor.md → ブロックエディタ★★★☆☆★★☆☆☆
WP Editor.md → クラシックエディタ★★☆☆☆★★★☆☆
他エディタ → WP Editor.md★☆☆☆☆★★★★☆

一番安全なのは、「この記事はWP Editor.mdで作成したら、最後まで同じエディタで編集する」という方法です。どうしても他のエディタを使いたい場合は、作業前にプレビューで表示を確認してください。

プラグイン更新時のバックアップ

WP Editor.mdは開発が活発ではないため、更新頻度は高くありません。しかし、WordPress本体のアップデートによって動作に影響が出ることがあります。

バックアップ対象重要度頻度
記事データ★★★★★毎週
プラグイン設定★★★☆☆月1回
データベース全体★★★★☆月1回

「プラグインが突然動かなくなった」という事態に備えて、重要な記事は定期的にバックアップを取りましょう。WordPressのエクスポート機能を使えば、記事データをXMLファイルとして保存できます。

また、WP Editor.mdで作成した記事のMarkdownソースも、可能であれば別途テキストファイルとして保存しておくと安心です。

まとめ

WP Editor.mdは、WordPressでMarkdown記法を快適に使えるようにしてくれる優秀なプラグインです。HTMLタグを覚える必要がなく、直感的な記法で文章を装飾できるため、記事作成の効率が大幅に向上します。特に、リアルタイムプレビュー機能により、「書いた内容がどう表示されるか」を確認しながら作業できるのは大きなメリットです。

ただし、使用にはJetpackプラグインが必要で、公式プラグインディレクトリからの直接インストールはできません。また、他のエディタとの併用時には注意が必要です。それでも、日常的に記事を書く方にとって、作業効率の向上は十分にこれらの手間を上回る価値があるでしょう。

Markdownに慣れれば、「なぜ今まで使わなかったんだろう」と思うはずです。まずは簡単な記事から始めて、徐々に機能を覚えていけば、きっと手放せないツールになりますよ。

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